認知症の父と暮らす上で心がけている事
父が食事でむせるようになった
お茶を飲んでもらって、口の中を十分に潤しています。この前の介護初任者研修のセミナーで教わった唾液マッサージも試してはいるのですが、むせる時はすごくむせてます。
あけましておめでとうございます
介護職員初任者研修ってホームヘルパー2級と比べてどうなの?
訪問介護に限らず介護士として働くときにあるといい資格といえば、ホームヘルパー1級・2級・3級と介護職員基礎研修なんですが、2012年に廃止となりましたよね。そこで新しく作られたのが、介護職員初任者研修と介護職員実務者研修です。
まだ「ホームヘルパー」という響きの方が印象強く、なかなか介護の業界にもこの2つの新しい資格は浸透していないような気もします。
今、訪問介護士として働こうと、介護職員初任者研修の資格を勉強しています。ホームヘルパー2級と同等レベルの資格と言われていますが、内容は若干難しくなっていると思います。
資格の取得には、地方自治体が運営している学校や、民間企業が運営しているスクールに通うことになります。ですが、授業料もホームヘルパー2級に比べると高くなっているみたいです。
資格の力というか評価は介護職員初任者研修の方がいいのですが、それに伴って取得のハードルも上がっているみたいですね。やっぱり授業料が痛いです…。
民間企業で有名どころだとニチイや三幸グループがメジャーなんですが、授業料は6万円?12万円。さすがに安いとは言えませんよね。資格手当で元が取れるならいいのですが、働くところにもよるしなんとも言えません。
ホームヘルパー1?3級と介護職員基礎研修の4つの資格が、介護職員初任者研修と介護職員実務者研修の2つの資格にかわり、一見分かりやすくなったけど、その分内容が濃くなったイメージです。
授業内容もより複雑になって厳格化され、資格取得料金も高くなった。まだ、新しい資格ができて間もないのでなんとも言えませんが、改正が良い方向に向かうといいですね。
介護報酬が引き下げになるけど介護士の給料はアップする?
介護士の給料が低く、働き手が足りないと問題なっているけど、介護報酬を減らす方針が話題になっています。
そもそも介護報酬とは、介護保険が適用される介護サービスを行う事業者に、国が一定の報酬を支払こと。つまり、助成金のようなものなんですよね。
でも政府は「今の介護報酬は高すぎる!」「事業者は儲けすぎだ!」として報酬額を減らすことにしたそうです。でも本当の理由は国の予算なんですよね。
国債(国の借金返済)、公共事業や地方交付税に続いて大きな割合を占める社会保障。この社会保障の中に介護報酬があります。
こうして見ると、確かに社会保障の占める割合が3分の1と、かなり大きいことが分かりますよね。
で、本題ですが、介護報酬を下げたら、介護士の給料も下がるのではないか?ということです。当然ですが、介護士は事業者に雇われています。そして事業者は介護報酬に頼って介護施設を運営しています。
そう考えると、介護報酬が下がれば介護士の給料は上がるどころか、下がると考えるのが普通ですよね。でも政府は「介護士の給料は月1万円アップさせる」と公言しています。
一体どうやって給料を上げるのか?事業者を解せずに特別報酬のような手当てを出すのか?
この法案に多くの介護士が不安になっています。これから介護士を目指すという私も、他人事ではありません。
この国はどこへ向かうのか…。心配です。