認知症の父と専業主婦の在宅介護奮闘記

認知症で要介護3の父を介護する専業主婦の私…。いろんなことがあって大変ですが、毎日の介護に奮闘する姿をつづっていきます!

嚥下障害のある高齢者の水分補給

前回の記事の食事介助に関連する内容ですが、食事がむせるといった高齢者は水分補給も気を付けないといけません。

 
「噛む必要のない飲み物でも?」と思う方も多いかと思います。ですが、噛む必要がないからこそ、介護における水分補給は注意が必要なんです。
 
食べ物は口の中のあらゆる箇所に接触して「今、口の中に食べ物が入っているよ」という自覚があるのですが、水やお茶のような液体は「食べ物ほど口の中にあるんだな」という自覚はされにくいんです。それこそ、普段から口の中にある唾液のように、液体は固形物ほど口の中の神経を刺激しません。
 
また噛まないという動作がないの大きな特徴。食べるということにとって噛むという動作はいろんな役割を果たしていて、その中にも噛むことによって脳の神経を刺激するなどがあります。
 
こういったことによって、高齢者にとっての水分補給は食事とはまた違った注意が必要なんです。
 
そしてもっと危険なのが嚥下障害を患う高齢者の水分補給です。
 
そもそも嚥下とは、簡単にいえば食べ物が口の入って胃に行くまでの一連の動作のことで、嚥下障害とはそいった動作に関連する機能が正常に行われないという症状です。
 
嚥下障害の最も怖いことが、食べ物や飲み物が食堂ではく気管に流れてしまった時です。通常であれば「むせる」や「えずく(オエーってなる)」などの動作が反射的に起きるのですが、重度の嚥下障害を抱える高齢者の場合、こうした動作が行われない場合があります。
 
つまり、そのまま気管に入り、肺にまで流れてしまうということです。そうなるとよく聞く誤嚥性肺炎となり、最悪の場合死に至るケースもあります。
 
何気なく行っている「むせる」という動作。でもこの動作の陰には、身体が誤嚥性肺炎を防ごうと必死になっているんですね。
 
介護施設ではこうしたリスクを避けるために、水分補給には食事介助同様に慎重になっていると聞きました。
 
生きる上で必要な水分の摂取ですが、嚥下障害の高齢者にとってはそれすら命がけ。介護をやってると、生きるということを見直される気がします。
 
追記:2014年12月28日
いろいろ調べていると、水分補給専用の商品がありました。早速お取り寄せ!また後日レビューしますね!