訪問介護士ヨーコのブログ

訪問介護員(ホームヘルパー)として働く主婦のお仕事奮闘記

介護職は精神的に辛い?特別養護老人ホームでの仕事内容について

介護職は精神的に辛い?特別養護老人ホームでの仕事内容について

皆さんは介護施設内で行う介護の内容をご存知でしょうか?

これから介護職に就こうと考えている方の中にはあまりご存知ない方もいる事でしょう。

介護のお仕事は、いざ就職してみてから自分には合わないと辞めていってしまう方がとても多いお仕事ですので、今回は介護施設ではどの様な介護を行うのか簡単に説明したいと思います。

 

排泄介助は最初の難関?

介護施設では主に介護が必要な方々の介護全般を行う事になるのですが、移動の際の付き添いや食事の補助などの一般的に思い浮かべる様な介護だけではありません。

排泄の補助や入浴介護などもあり、入浴に関しては入浴不可能な方に対しては体を拭いてあげたりなどの介護を行うことになります。

その為、介護施設に就職してもすぐ辞めてしまう方がとても多いのです。

特に排泄の介護などは抵抗がある方が多いことでしょう。

 

介護職は精神的に辛い仕事

また、とてもストレスが溜まりやすいお仕事だと思いますので、介護職で働いていく場合、休日などでのストレス発散などもとても大切になると思います。

介護職は実際に行ってみるととても大変でかつ、精神的な強さが必要なお仕事です。

しかし、様々な事を学ぶ事が出来るやりがいのある職業なので、すぐに辞めてしまうといった事を防ぐためにも、仕事内容をしっかりと知った上で就いて欲しいお仕事だと私は思います。

 

特別養護老人ホームで7年働いた

私は介護職として7年間正社員で働いてきて、そのうちの4年間は特別養護老人ホームで介護職をしていました。

特別養護老人ホームは基本的に入所をしてから、亡くなるまでの間を過ごすホームで、介護度は重い人が多く認知症の人も多かったです。

 

特養ではマルチに働く

介護の仕事としては排せつ介助、入浴介助、更衣介助、移動介助、食事介助、レクリエーションの提供など様々でしたが、人によって介護が必要なレベルは違っても、ほぼ全てにおいて見守りや支援を必要とする人が多かったです。

 

過酷な仕事だけどやりがいもある

介護職の労働環境は過酷だという話をよく聞きますが、実際に働いてみて、他の仕事と比べて安い賃金と過酷な労働というのは実際にあるなと思いました。

介護をしていて一番辛いのは、老人ホームに入所している人が笑顔で活き活き過ごせるお手伝いがしたいと思っていても、介護拒否をされたり、暴言や暴力をされたりということがあった時でした。

認知症がある人に接していると、こちらが良かれと思ってやったことでも、それを受け止めてもらえない、この人たちのためにやっているのに本当に役に立てているのかわからないという虚しさがありました。

しかしいつもより元気に過ごしている姿を見たり、笑顔を見たり、感謝をされたりすると、それでやりがいを感じてこれからも続けようという気持ちになれました。