こんな人は介護士に向いていると思う!
介護士も人間だから、個性的な人もいれば当然ながら性格は色々。
ある意味、色んな人がいて、面白いと自分は思うんだけど、これが介護職員としての資質を問われたら、ちょっと見方は変わってくる。
介護士として理想的なのは、優しくて気配りもでき、細かいところまで目の届く人だと思う。
明るくて元気な人も職場には絶対に必要。
とにかく、入居者さんや利用者さんに寄り添って介護ができる人が一番。
しかし、残念ながらこのような理想的な人は実際にはとても少ないのが現状。
「お世話をさせて頂いている」ではなく「世話をさせられている」と思ってしまうのか、上から目線で接する介護士が結構多い。
それゆえに、不必要に子どもを叱るように声を荒らげたりして、聞いていると「ん?」と思うときも多々ある。
ちょっと舐めた態度をとるのは何も若者だけじゃない。
おばさんやおじさんにも見られる。根本的な意識の違いなんだろう。
入居者は介護職員よりはるかに歳を重ねている人ばかりだし、高齢者の方も「面倒を見てもらうのは、申し訳ない」と思っている人が多い。
そんな中上から目線で注意をしたり、介護士としてふさわしくない態度をとるということは、高齢者の方が必要以上に萎縮してしまう。
そんな萎縮した高齢者を普通だと思ってしまう。でも実際は間違っている。
介護スキルは年数を重ねていくうちに上達するもの。
でも、それより大切なのは相手を理解して応対すること。
介護士にとっては、決められた時間内の業務かもしれないけど、入居者さんにとっては終の棲家。
そこで生活している以上は、ストレスフリーな状態を作り出すのも、介護士の仕事の一つだと思う。
でも、実際長く施設に残ったり、介護士を続ける多くの人は「仕事と割り切って」いる人の方が圧倒的に多い。
それは、余計な気遣いをしなくて、マイペースで動けるから居心地が良いのかもしれない。
実際、優しく気遣いができ、小さなことでも気づいてあげられる人。
要は他人に対して神経質な人が介護士には必要な要素だと思うし、介護職に欠かせない能力だと思う。
でもそういう介護士は精神的に保たないというのも事実。
介護士に一番向いているのに、向きすぎていて、続けられないということもよくある。
だから本当の意味で介護士に向いている人は「気遣いなどができるが、自分自信も大事できる人」だと思う。