ホームヘルパーは訪問介護で対応できる範囲を理解しよう
ホームヘルパーとして働き始めて早3ヶ月目。初任者研修のスクールで学んだことを活かしつつも、やっぱり現場で学ぶことが多くて毎日勉強の日々です。
ところで訪問介護ってどこからどこまでサービスに含まれているかこ存じですか?
利用者様が知らなければいけないのはもちろんですが、ホームヘルパーもちゃんと理解していないと、利用者様にとっても迷惑になりかねませんよ!
単刀直入に言ってしまうと、ホームヘルパーがやれることは直接的に本人に関係することのみです。
正確には「生活援助」「身体介護」「通院等移譲介助」の3つ。
今回は掃除洗濯といった生活援助について。これが一番のグレーゾーンなんです!
具体例で説明すると、利用者様の部屋の掃除はOKで、ご家族の部屋の掃除はNGです。
リビングの掃除はOKで、庭の掃除はNGです。
つまり、利用者様が日常生活を送るにあたって、必要な場所の掃除しかやってはいけないんですね!
介護サービスはあくまで利用者本人のためのサービスです。自己負担額1割という安さは介護保険を使っているから。
それが車の洗車や庭の手入れなどに利用されては、介護サービスは破綻しちゃいますよね!
でもワガママな利用者様もいるって先輩から聞きます。そんな時は迷わず責任者に相談してとのこと。
そうなれば、せっかくいい関係性だったホームヘルパーにとっても、利用者様にとってもデメリットですよね!
なので、ちゃんとホームヘルパー自身もサービス範囲を理解して、「ちょっとサービス範囲を超えてるかなぁ」って思ったらまずは本人に伝えることが大切ですよ!