認知症の父と専業主婦の在宅介護奮闘記

認知症で要介護3の父を介護する専業主婦の私…。いろんなことがあって大変ですが、毎日の介護に奮闘する姿をつづっていきます!

「ゆっくり食べていいんだよ」高齢者の介護の食事について

年をとると普段の食事も変わってくるんです。だから、お年寄りに合った食事を出さないといけないんですよね。

 噛む力が衰え、歯の数が少なくなる。飲み込む時の動作も若い人と比べるとだいぶ違う。父のような認知症を患う高齢者にとっては一苦労。

 こうした介護の食事で一番気を付けることは誤嚥性肺炎です。食道に流れるはずの食べ物が気管へ落ちて、それが原因で肺炎になる。高齢者の死因上位3つに肺炎がある理由がこうした食事による肺炎でもあるみたいです。

 じゃあどうすればいいのか?というと、食事の時も介護する必要があります。食事介助です。介護士の方は食事介助もしっかり行ってくれています。

 食べる前に口の中が乾いていては食べ物が食べにくいので、唾液を分泌させるマッサージや体操を行う、もしくは飲み物で潤します。

 食事を与える姿勢も重要。食べ物が自然に食道へ落ちるように、体制を起こして食事をしなければいけません。私たちのように寝転がりながら物を食べたりするのは絶対にNG!

 本人の食べるペースで、急がせずゆっくりと与えます。かといって時間をかけすぎると、疲れちゃう。だから付きっきりで様子を見ながら食事介助をします。私のように1対1だといいのですが、施設のように1対多数だとかなり大変ですよね。

 食後も肝心。寝たきりの高齢者でも食後30分~1時間は姿勢を起こしておかないといけません。というのも、口の奥にまだ食べ物が残っていたり、一度食道に入った食べ物が逆流して気管に流れる恐れがあるからです。

 こうした一連動作を1日3回毎日行う。大変ですよね。でも食べることは生きることで最もじゅうようなこと。欠かすことは絶対にできません。

 私の父は自立して食事することができますが、訪問介護などで働く場合だと寝たきりのお年寄りも多く、こうした食事介助の方法をしらないと命にかかわります。

 私たちにとってはたかが食事。でも高齢者にとっては、頑張って食べる事に集中して考えて、神経を使う運動のような感覚なのかもしれません。

 食事中のお年寄りを介護して、時間がかかりすぎていイライラするとか、洗い物が片付かないとか思う前に、どういった気持で食事をしているのかを感がる必要があると思います。